ルール

ここではチェスの駒の動き、
および基礎的なルールの紹介を簡単に致します。

目的
  チェスは1人が白駒(先手)、もう一人が黒駒を持ち、交互に一手ずつ動かしながら、相手のキングを詰む事を目的とします。

駒の説明
  

名称 説明 動き
キング
(K)
いわゆる王将。コレを取れば勝ち。取られたら負け。隣り合ったマスに一歩ずつ動けます。
クイーン
(Q)
女王様。タテ・ヨコ・ナナメ好きな方向に、好きなだけ動けます。王様(男性)より女王様(女性)の方が強いところは、現実世界と同じ。
ビショップ
(B)
ナナメに好きなだけ動けます。要するに将棋の角。
ナイト
(N)
お馬さん。くの字、またはその裏返しに動けます。他の駒とは違い、邪魔な駒を飛び越す事ができます。桂馬が四方に飛べるようになった進化系。
ルーク
(R)
タテ・ヨコに好きなだけ動けます。動きは飛車。違う点は、キャスリングというキングとの連携技が使えるということ。
ポーン
(P)
  1. 前に一歩ずつ進めます(緑)
  2. 2段目(黒なら7段目)にいるときは、2マス(1マスでも可)進めます。(赤)
  3. 取るときはナナメです。前にある駒は取れません。(青)

用語・特殊な手

名前 説明 動き
チェック 将棋で言うところの王手。次にキングを取る、という手です。チェックを回避するには、
  1. キングが相手の駒から逃れる(赤)
  2. チェックしている駒を取る(青)
  3. チェックしている駒の進路上に、自分の駒で妨害する(緑)
チェックメイト 要は詰みです。チェック状態を回避できない事です。コレをしたら勝ち、されたら負け。右図は白勝ち。
キャスリング KとRの位置を入れ替え、盤面を有利にする方法です。一手で二つの駒を動かす事ができますが、色々と制約がつきます。
  1. Kと、入れ替わるRが一度も動いていないとき
  2. KとそのRとの間に、駒が一つもないとき
  3. Kがチェックされていない、またはKの通り道に相手の駒が効いていないとき
かなり効果的かつ、一般的なルールです。キング側のキャスリングをキングサイドキャスリング(赤)、クイーン側をクイーンサイドキャスリング(青)と言います。
アンパサン 白Pが五段目にいてその隣の行の黒Pが2歩移動してきたときに(赤)、コレを一歩進んできたと同じようにみなして白Pが黒Pを取る事ができる(青)というルール。使用頻度は少ない。
プロモーション いわゆる成り。ポーンが敵陣最終段に行くと、Q・R・B・Nのどれかに昇格できるというもの。
ステイルメイト 引き分け。自分の番のとき、自分の駒が一つも動けず、なおかつチェックされていないとき発生。
右図でもし黒番のとき、赤には白Q,青には白R,緑には白Kが効いているので、黒Kは動けません。

補足事項(そのうち増えるかも)

初期配置
  ゲーム開始時の駒の並べ方です。(水色の部分は白地)
  キングは駒の色と異なる色のマスに、クイーンは同じ色のマスに置きます。

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